くるねこ 3

省略化されたタッチで読むのに時間がかかってしまった。一冊が分厚い、というのもあるのだろうか。
読み始めたら作者の観察眼と猫への愛情(それぞれの猫の個性の表現がしっかりしている)に心があたたかくなっていく。この巻では特に一番年長の気取ったおばあさんのようなもんさんのことを描いているところがよかったなあ。
最近雄猫の育てにくいけれどかわいい感じが気になっているもので、身づくろいもしないおすの黒猫カラスぼんの小学生男子のようなところを読んでいると目尻が下がってくる。

くるねこ 3

くるねこ 3