ビデオパッケージは「ブラザー・マクマレン」。
「彼女は最高」*1をとても楽しめたエドワード・バーンズ監督のデビュー作といっていいのかな・・wikipediaによると、自分で監督・脚本・主演をこなし、多くの友人や親戚が出演し、自宅で撮影したとのこと。サンダンス映画祭審査員大賞を受賞。この資金のために、彼の父親は退職金を提供したという。
twitterでも、ウディ・アレン的な才能と書かれているのをみたことがあるが、ウディ・アレンの、ユダヤ教の部分をカトリックにしたようなおもしろさ。ウディ・アレンみたいに、ユダヤ教の風習から飛び出して次どこに規範を置くか迷ったり、結局偶発的な力により物語の結末になる、そのしゃれた感じを愉しむというより、ユーモラスではあるのだけど、もうちょっと真摯にカトリックの中でどうするかと本人が選んでいくみたいな感じもあり、そのスタンスの違いがこの監督の持ち味として楽しめる。
気になる人をつけておきながらちょっと先のブロックに回り込んで偶然を装うところ、「ハンナとその姉妹」のようだったなあ。。