ラブ・アフェアー

1990年製作のオムニバス作品。all cinemaの記載によるとテレビムービーだった模様・・この頃こういう企画はやったのだろうか・・ウディ・アレンやスコセッシの「ニューヨーク・ストーリー」(1989年)とかも思い出す。

第一話 ブルックスブラザーズのシャツを着た男 監督フレデリック・ラファエル
 エリザベス・マクガバンが左派新聞記者。「ラグタイム*1のかわいらしい時分からは少し年がいった、80年代の香りのするキャリア・ウーマン風。物語全体が80年代風味。

第二話 花火の前のたそがれ 監督 ケン・ラッセル
 ジゴロとの艶笑小話風。

第三話 白い象のような山々 監督 トニー・リチャードソン
 わたしにはこれが一番おもしろかった。安定期のようなつきあいにみえる作家とその交際相手、「妊娠」という事柄をどうとらえるか・・なにか味わいがとてもあった。アーネスト・ヘミングウェイの作品だったらしい。 
 

ラブ・アフェアー [VHS]

ラブ・アフェアー [VHS]

  • 発売日: 1991/09/06
  • メディア: VHS