摩天楼

ちょっと前に「フランク・ロイド・ライト落水荘*1というドキュメンタリーをみたことと、ウディ・アレンの「ローマでアモーレ」*2で、建築について滔々と語る女性のことを「あいつは映画の『摩天楼』をみただけだ」みたいなセリフで片づけていたところなどが印象に残り、ライトがモデルになっているというこの映画をみてみた。
ネットで検索するとこの映画の影響で建築家を目指した方も多いような記述があったけれど、この映画、なんか私にはちょっと腑に落ちない感じだった。原作のほうの感想を書いておられるサイトでも、どうも原作から一部分だけ取り出して強調しているようなことが書かれていて、さもありなん、などと思ってしまった。
一昔前の映画ってそういうの多いのだけど、主人公をひきたたせる駒でしかないような人物が出てきたり、ヒロインもなんだかその一員という感じだったり、なんかイマイチな感じがしてしまった。お話の中心になっている事件とその顛末もどうも常識的な自分の理解の範疇超えているし・・


摩天楼 [VHS]

摩天楼 [VHS]