パッチギ!対談篇

パッチギ!」のプロデューサーでシネカノン代表の李鳳宇氏のことはあまり知らなかったのだけど、どうも京都や大阪の自分の大好きな映画館とも関わっておられる感じ?この本が発行されたのは2005年。今、李氏は、ピンチのようだけど、東京の進学校出の四方田氏と全く対極の京都の民族学校卒の李氏の話には、カッコつけようっていう感じがなく、すごく真意が伝わり、去就が気になる。喧嘩にあけくれているような学校生活の中こっそりとフランス映画を観、フランス語の勉強をする李氏。自分の道は自分で切り拓かないと・・だな・・そう自分と年が変わらないことにも驚き。
四方田氏がトリュフォーと李氏の生い立ちの苦労に重なるところがあるといっていたが、トリュフォーのははじめて知って・・見方がかわるなぁ・・ネットに、60年代の新宿訪ねるツアーを院生に開催されたことなど載っていたけれど、四方田氏の授業って受けてみたいなあ。