少年Mのイムジン河

「パッチギ」の原作になったといわれているこの本、若い人に向けて書かれた絵本みたいな本なんだけど、同時期に松山さんの「もう話してもいいかな」を読み(こちらは最後まで読む前に図書館の返却期限が来てしまったが)両方でかなり詳しく60年代に「イムジン河」が発売中止になった時の松山さんの様子を知った。フォーククルセイダーズの、加藤和彦さん、きたやまおさむさんなどの個性も松山さんの本を通して知り、以前みた大島渚の「帰って来たヨッパライ」の映画も今みるとまた多少は違ってみえそうだなと思った。ちょうど友人の日記で細野晴臣氏の話をしていた時、YMO周辺の音楽を思い出し、スネークマンショーにはいっていた「メケメケ」もよかったなぁ・・と思いだしていたのだけど、調べたらあれも加藤和彦さんだったんだ!加藤さんが亡くなった時のわたしの周りの方の悲しみが今にしてもっともっと深く自分の中に染み入っている。

少年Mのイムジン河

少年Mのイムジン河