こんなツレでゴメンナサイ。

ツレがうつになりまして。」のツレ、細川貂々さんの夫望月昭さんが当事者として発病のこと、そしてその前の貂々さんとの出会い、結婚生活のことを書かれたエッセイ。深いけれどとても読みやすい。もともと貂々さんのことは、単行本を出される前からHPをのぞいて存じ上げていたものだから、自分がHPをみはじめた頃はちょうどこの頃だなぁとかファンとして歴史を振り返りながら読むことができた。そして、かねがね関心のあったセツ・モードセミナーのはなしや、自分もカトリック教会で結婚式をしたから通信講座で受けた結婚講座(貂々さんたちの場合は通い)のことなども出てきて貂々さんご夫婦をさらに身近に感じる。

興味を持った本 原田宗典町沢静夫『ぼくの心をなおしてください』上野玲『僕のうつうつ生活〜疲れた心の休ませ方』
野村総一郎うつ病をなおす』大野裕『「心の病」なんかない』 『「うつ」道場! 』笠原嘉 軽傷うつ病ー『「ゆううつ」の精神病理』

いろいろうつに関する本を読んでこられ、相性もあってどうにも読んでいてもつらいだけの本もある、と書かれているのはすごくわかる気がする。

☆望月さんの文章の読める場所ー幻冬舎のwebマガジン

こんなツレでゴメンナサイ。

こんなツレでゴメンナサイ。