テレビで歴史上の人物の功績などを説明する磯田さんの新しくて愉快な語り口にとても惹かれ一冊著作を読んでみた。自分の知る磯田さんのあのままの口調で書かれたわかりやすく興味深い本。
歴史を過去が遺してくれた教訓として、一次資料によって分析し、今日に活かす視点。それを伝え、ふりかかってくる事柄(たとえば南海トラフ)に備える手助けをしたいという筆者の気持ち。具体的な提言。もっと磯田さんの本を読みたくなった。
ー自分のためのメモー
一次資料にあたっている昭和史研究者として挙がっている保坂正康氏
史料調査が緻密で事実を正しく記録する点では超絶(ただし、読みやすさ、大衆性で司馬遼太郎に負けてしまう)吉村昭氏
- 作者: 磯田道史
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/11/13
- メディア: 新書
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