windshipさんがボードで
日記にもふれてくださっていた、「喫茶 探偵」。
一度目の訪問が素敵で素敵で、それ以来、次は朝に、と狙っていたモーニング経験をしてきました。
丁寧にたてられたコーヒーにたっぷりのバターがうれしいトースト、可愛いスタンドにのったゆで卵に、そしてサラダにはポテトが。
静かな店内だったのですが、お年を召した常連さんがすでに少なからずおられるようで、お出かけ前に「顔を見によった」とお店のお姉さんに声をかけて立ち去られるおじいちゃま、その後には、デニムのロングスカートのハイカラなおばあちゃまが入って来られました。
この方、入り口に向いて奥に座っていた私に、「お尻を向けるのが悪くて悪くて・・・」と、手前のテーブルの席に、私と向かい合うように座られるのです。
どうも、かつて映画関係のお仕事をされていたようで(お店の方曰く、東映だったそう)江波杏子、藤村志保、中村玉緒さんなどの名前をだしながら、連れて来たいわ〜〜とそっと言われるのです。毛利菊枝さんともご縁があったようで、今はなき、くるみ座のお話しもされていました。お店のお姉さんはお若くて、少しかみ合わない部分もあったのですが、そのやりとりさえ、映画の一場面のようでした。
ぽんさんのお父上にも訪れていただきたいと、思ったのです。そして、びっくりしたのは、食器。(奥の映写室などビックリの連続ですが)
三重の○の中に茶の字のロゴがお皿やカップに描かれているのです。「これ、三茶へのオマージュですか?」とお尋ねしたら、三茶当時の綺麗な食器が、どっさりと残されていたようなのです。こちらの探偵心をくすぐるのがネーミングの由来かと思ってしまう謎と発見に満ちた喫茶店です。
↑このあと、この発言に刺激されてでかけた私の報告はこちら。