俺の巨匠

70年代。どろどろしたような、屈折したエネルギーを感じるような時代。自分の小学校から高校までくらい、成長に一番大事な時期がこの70年代だっただけに、70年代のことにくすぐったいような、あこがれのまじったような興味をもっています。この本は日本でその70年代に花開いた人たちにテリー伊藤がインタビューしたもの。もうちょっと深く話がききたい!というところもあったけれど読んでいて楽しいものだった。わたしが特に関心をもったのは山口小夜子さん、カルメンマキさん、浅川マキさんあたり。