アニエス・ヴァルダには珍しいSFぽさも加味した作品。でも美しい場面場面の向こうに甘くない人生を見透す姿勢はとてもヴァルダらしい。
海辺の村にやってきたドヌーヴとミシェル・ピコリのカップル。調子に乗ったピコリの運転からの不条理サスペンスタッチに引き込まれる。
アニエス・ヴァルダの決着の付け方には驚くことがあるのだけど、今回も表面上しっくり収まりつつも片鱗多々あり。タイトルからも推測される、人間は創造主の手の中でそれぞれのタイミングによって「偶然のいたずら」のようなことが起き、良いことも悪いことも起きるのさ、とそんな乾いた視点を感じた。
※猫が登場 とんでもなかったりほっとさせられたり・・・
