四月物語

 

四月物語

四月物語

  • 発売日: 2014/06/20
  • メディア: Prime Video
 

みたのはVHS。劇中劇の「生きていた信長」も一緒に収録。

期待以上に良いものだった!新入生として東京、武蔵野エリアの大学に通うことになった松たか子。武蔵野エリアののんびりとした良さも、4月の新入生特有の期待と不安が入り混じった心情もとてもきれいに映像化されていて満足。

終盤に加藤和彦氏が登場する。自分は加藤氏のことそんなにしっかり知っているわけではないけれど、フォーク・クルセイダーズの「帰ってきたヨッパライ」「悲しくてやりきれない」などの名曲、「イムジン河」にまつわる話など自分が子ども時代のまぶしく思っているムーブメントの一端であり、そのあと、サディスティック・ミカ・バンドなんてバンド名からしてぐっとくるバンド、そこでの「タイムマシンにお願い」など、大好きな要素に関係しておられるお方という気持ちを持っており、亡くなられた時の衝撃、周辺の反応とともに、特別の感じを持っている人だ。この映画でも加藤氏の素の雰囲気が感じられるよい場面、ますます加藤氏とその周辺のことが気になる。

津田寛治氏がつりサークルの先輩として出てきていて、このころは大学生役なのか・・とちょっとにやっとした。

劇中劇の方は、信長に扮する江口洋介がキリっとしていてなかなか良い。