長崎訓子さん、以前雑誌「POOKA」に載せておられた「子どもたちによろしく」という映画コラムの構成が素敵で、注目していた。*19月に京都一乗寺の書店恵文社の案内をみていたら、新しい本を出されてトークショーと猫の似顔絵をかいてくださるイベントがあるらしく、予習でこの既刊本を読んでみた。この本は世界の文学作品をもとにしているのだけど、日常のすきまから異世界に連れていかれるような作風。ひんやりするような、でも、ひとを惹きつける娯楽性もある。トークショーの中でも色の付け方の話があったけれど、こちらのコミックもカラーのページが美しい。この名作文学漫画集は今キャンペーンをしている最新刊含めて三作出ていて、いずれも同じ編集者野口理恵さんという方が担当されているらしい。恵文社イベントにも野口さんいらしていて、丁寧にお仕事をされている感じがした。野口さんが長崎さんと邂逅されたという刺繍本にも興味を持つ。
こちらだろうか・・