東海道でしょう!

もともと著作が出たら読むようにしている藤田香織さんが共著されているからという理由で読んだのだけど、もう一人の書き手、杉江松恋さんの方はその宿々の歴史的な話、その宿にまつわる本などを紹介されていて歴史文学系、藤田さんの方は歩くことや集団で行動することの苦しみについて書かれていて、藤田さんの方が読みやすかった。。が、杉江さんの方はメモしたいことが多かった。
三島について太宰治が書いた「ロマネスク」、そして8年後再訪して記憶の町と様子が違うとか書いている「老ハイデルベルヒ」・・なんだかおもしろそう。
また沼津出身の作家として出てきた佐々木邦さん。ユーモア作家であるこの名前におぼえがある気がするんだが・・ひょっとして森繁さんが日曜の晩にNHKラジオでやっていた日曜名作座かでこの名前きいたんだろうか?結論は出ないままだったけれど、you tube日曜名作座のテーマがアップされていてすごい懐かしい!




この本をずっと読んでいたので、「伊賀越」で岡崎までは東海道の宿場がずっと出てくるのに親しみが持てた。