大奥 15

ストーリーは和宮降嫁のあたり。先日、墓参りの時、和宮降嫁に自分のご先祖様も仕事で関わっていた話をきき、妙に身近な気分で読む。自分に和宮の知識がまるでないものだから、ここに描かれている和宮の話に驚く。いつもこの作品、飛躍はあるにしても基本ラインは崩さず、そう描かれる説得力を感じるからきっと和宮の話もそういう側面があるのだろうな。。ひどく興味を惹かれ、「和宮様御留」とか読みたくなっている。

そして篤姫宮崎あおいの大河、ちょっとしかみてなかったが、あの大河でみた断片的な姿とこの「大奥」の中の胤篤を重ねて読んでいる。先日も三谷幸喜の「江戸は燃えているか」*1という幕末物の芝居で、篤姫がちらりと尊敬される存在だったんだなと感じさせるようなシーンがあったのだけど、そのこととこの中の胤篤のイメージは結構一致していて、篤姫のことももっと知りたい!という気分になっている。

井伊直弼なども歴史もの番組で最近解釈されている姿となかなか近似値で、ほんとかなりきっちり描いている作品だなあとつくづく思う。

 

大奥 15 (ヤングアニマルコミックス)

大奥 15 (ヤングアニマルコミックス)