よしながさんは人の痛みの部分を丁寧に描いてその陰影で光の部分をより輝かせてみせてくれる。マイナスとされているところをきっちり見つめられる人間が本当の力をつけていける。納得。
徳川家定、なかなか魅力ある描き方。強弱の付け方がすばらしい。
篤姫がいよいよ三人目の正室となるということは、大河の「篤姫」で堺雅人が演じていた将軍があの家定なんだな・・
男女逆転の物語とはいえ、逆転していない部分もあり、その描き分けに感心する。
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: コミック
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