田沼意次、日本史の中では賄賂政治の横行、みたいな感じで覚えた気がするのだけど、ここでは、若き日の意次が、気配りよく相手の喜ぶものを贈って段取りがい。。という感じに描かれていて、なるほど人を見る目というのはどこに光をあてるかだよなと思う。
吉宗の嫡男家重の描き方によしながさんの見識が感じられとても気持ちがよい。ラストに出てくる長崎の言葉、祖父母が長崎出身なものでもうとてもリアルで懐かしい気分に。
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: コミック
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