勉強ができなくても恥ずかしくない 1どうしよう…の巻

図書館のヤングアダルト向け特集の棚が貸し出し口のすぐそばにあって、ぱらぱらっと読んでみたら、何があってもほめるより戒めてしまうお母さんに萎縮している主人公の姿が息子のようにみえて・・なんだか気持ちがとてもわかる気がして・・そしてまたある部分では元気のない主人公が自分自身と重なって・・とっても気持ちに沿う本で、ぐっときてしまった。橋本治の心の襞を説明するようなタッチとても好き。