シルバーギャング - 日常整理日誌

日本版ビデオは「お達者コメディ　シルバーギャング」とか書かれていてなんかしょうもなそうなパッケージにはいっていたのだけど、もっと違う売り出し方をしてほしいと切に思う。
NYで三人で暮らしているお年寄りの日常もとてもすてきだし、同じマーティン・ブレスト監督の「セント・オブ・ウーマン」でもそれを感じたのだけど、「老人になっても障害を背負っても人生を享受したい」っていう気持ちが「セント・オブ・ウーマン」よりさらにスマートに描かれている佳作！
ちょっと前の映画の画面のつるっとしすぎてない感じ、ざらつきがとってもいい。
出演者のリー・ストラスバーグはアクターズスタジオを作った人ということで、アル・パチーノも影響をうけていたらしい。そして、ゴッドファーザーpart2に出ていたらしい。。
「ハリーとトント」のアート・カーニーも、巧みな踊りとか披露されていて、なんかかっこよくていかにももてそう。。って感じ。（それが嫌味な感じじゃ決してなくて。。）
スローペースで表情とかでみせていくすばらしい映画。タイトルやパッケージにだまされないで　ごらんになる方がふえるといいなぁ。。原題は「Going　In　Style」っていうみたい。日本版VHSがamazonに載っていなかったので原語の方参照・・