犬と女と刑(シン)老人

映画com
1993年 シェ・チン監督
1972年寧夏という田舎の村はずれで犬を飼っている老人が主人公。
気のいい連中で暮らしているような村にも訪れる文化大革命の影響。
その村をまとめるような班長の、中間管理者としての苦衷を描くことにより、作品に深みが出ている。

「わたしの犬は世界一」*1、「スケッチ・オブ・Peking」*2でも中国での犬の飼育禁止がでてきたが、こちらは描かれいる年代も古く理不尽なものとして直球で描かれている。

こちらのブログに書いてあるけれどシン老人の、シンは機種依存文字ため「刑」となっているけれど、本当は漢字の右側(つくり)は「阝」。

犬と女と刑老人【字幕ワイド版】 [VHS]

犬と女と刑老人【字幕ワイド版】 [VHS]