ハル・ハートリー監督の「トラスト・ミー」をみて、とても感銘を受け、一挙に三作品をふや町映画タウンでレンタルしてきた。先般見た短編集*1とこの二作品。
短編をみたらだいたいわかるというようなこともきいたけれど、確かに俳優が重なっていたり、観念的にぐるぐる考えこんでしまう愛すべき人々が出てきたり・・で、一つのカラーはある。でも悪くはない。ビターだけど前に進んでみる感じ。人間の可能性を決めつけてしまわない感じとてもいい。
「ヘンリー・フール」で、ヘンリー・フールなる人の才能を見出す天才的な人物を演じていたトーマス・ジェイ・ライアンが、キリストが20世紀の世紀末にN.Y.にあらわれる「ブック・オブ・ライフ」では、サタン役で出てくる。なんというか人の心をつかむのがうまい感じ。また両方に監督の妻二階堂美穂が出てくるが欧米から見た東洋の静謐みたいなものを感じる。
「ブック・オブ・ライフ」は、「聖おにいさん」をシリアスにしたような部分も。
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