1969年 深作欣二監督
役者揃い。
70年安保を潰すための政府側の意図がくっきりと語られたりして、21世紀になって取り沙汰されてきたこととも繋がっているなあと感じる。
シャブ中か?みたいな登場の仕方をする若山富三郎のマイナスからの魅力。むく犬みたいで勝新感もある。(弟になんぞたとえられたくないかもだが。。)若山、「桜の森の満開の下」*1でも当惑したような顔に魅力があった。
「脇役本」*2で「インターナショナル」の訳詞者と紹介されていた佐々木孝丸の迫力も堪能。
その他、菅原文太、安藤昇、室田日出男が惜しげもなく使われている。加藤嘉さん、主人公鶴田よりひと世代上の、鶴田を心配する老親分みたいないいポジションだったけど知らないうちにフェードアウト?組同士の抗争の歴史、文字による説明も多く自分が追いきれてないのか?
ラストの実録風からのクールな流れ!