みたのはVHS版。twitterで、ハワード・ホークス監督の話をしていて、名前が出てきたのでみてみた。表紙からしてマッチョな男の映画であり、しょっぱなのアフリカから動物を生け捕りにするなりわいというのも何だか今みるととても乱暴な感じにみえるのだけど(画面的には昭和時代テレビで放映されていた「野生の王国」風、まだアフリカの動物が珍しかった時代の空気)、西部劇の延長線上というか、今の価値観はとにかく置いておいて、とりあえずこういう仕事の人はいただろうなという感じで頭を整理したら、そこでの人間関係のやりとりとかなかなか面白いし、退屈させない。さばっとしていてシンプルでイヤな雰囲気でもないし。ジョン・ウェインが女性音痴みたいな設定で、まわりのものがニヤニヤみてたり手助けしたりする感じ、同監督の「教授と美女」*1で、ゲイリー・クーパーが置かれていた立場みたいでなかなかおもしろい。有名なあのかわいい「子象の行進」がこの映画の主題歌というのも新たな発見だった。
ふや町映画タウン ☆☆☆(かなり、おすすめ!!!)作品