ヒッチコック劇場 1,2

1巻 
「生と死の間」1955年
「神よ許し給え」1961年

2巻
「兇器」1958年 
「亡霊の見える椅子」1959年

懐かしいオープニングのとぼけた音楽とヒッチコックの横顔。みたビデオは字幕版だけど、日本のテレビでしていた熊倉一雄さんの吹き替えも懐かしくて・・ネットで調べたら載せている人がいた。(こちら)。そして、この動画に出てくる馬のはなし、ちょうど第1巻にはいっている「神よ許し給え」だ。

2巻の「兇器」は凶行に及ぶ時の音楽とかが「古畑任三郎」にとても似ている。きっと参考にされていると思う。「古畑」の研究サイトをみていたら、ヒッチコックの作品のもじりで作られたものって結構あるようだ。三谷幸喜のスーツにネクタイスタイルで、少々人を食ったようなノリで、おもしろいことをするってところも、ヒッチコック譲りともいえるなあ。あ、出るのが好きなところもか?
こちらに書かれている「灰色の村」も「バルカン超特急」もみているが、みた時期が離れていて気が付かなかった・・「間違われた男」の項に載っている「間違えられた男」も「ダイヤルMを廻せ!」も見るべき作品と心得ていながら未見。これらも見なきゃ・・

あと「ヒッチコック劇場」のスタイルをみていて思い出したのが「笑ゥせぇるすまん」や「世にも不思議な物語」。せぇるすまんやタモリのスーツ姿もヒッチコックと同じだし。

1巻の「神よ許し給え」特に好き。何重にも展開があって。。「生と死の間」はまさに「世にも不思議な物語」テイストで。
2巻の「兇器」はロアルド・ダール原作脚本。「亡霊の見える椅子」は、ルパート・クラフト=クックという人が原作者だけど、サキのような味わい。

両方みたのはビクタービデオから出ていたVHS 入っていたのは上に書いた二作品ずつのみ。二巻にブリストルマイヤーズのCMがはいっているのも楽しかった。番組と地続きな感じのCMの雰囲気から子供の時みていたTVで、チンパンジーバヤリースオレンジの宣伝していた(こちら参照)のとかも思い出す。

小林信彦さんの「コラムの逆襲」を読み返していたら1999年にこのVHSのことをコラムにされている。
「神よ許し給え」の原作・脚本は「ヒッチコック・マガジン」で有名だったヘンリー・スレッサーという人とのこと。神父を演じていたクロード・レインズという俳優さんは「汚名」でバーグマンの夫を演じた人とか。(これも多分見ていない。)「生と死の間」で、交通事故が起きるまでのところのショットは「サイコ」に生かされているとのこと。

コラムの逆襲―エンタテインメント時評1999~2002

コラムの逆襲―エンタテインメント時評1999~2002