コンバット M2

ロバート・アルトマン作品の「あるドイツ将校」と、ジョン・フォードの後継者ともいわれたとビデオジャケット解説(鶴田浩司さんという方による)に書いてあるバート・ケネディ監督作品の「勇者の機関銃」というのを収録しているけれど、アルトマン作品は断然わかりやすい。このあいだみた「コンバット M1」でもだったんだが、人間がごちゃごちゃしてわかりずらい感じがアルトマン以外の収録作品では少しある。だんだんこっちも登場人物把握してくりゃ楽になるんだろうけれど。でもここらへんも切るところは切る、明快に相手に伝える、アルトマンの腕の良さを表しているのかもな。「あるドイツ将校」も場所固定での劇空間的おもしろさがとてもあった。