コンバット M1 ノルマンディに上陸せよ/三人の新入兵

いきなり始まるゴキブリ退治の「コンバット」のCMに流れるテーマ。。62年から66年のアメリカのテレビ映画だったこの作品、私は内容は全然把握してなかったが、タイトルくらいは知っていて日本でもずいぶんポピュラーだったんだろうな。
コンバットシリーズの中でロバート・アルトマンの作ったものはおもしろいということで、ふや町映画タウンにアルトマン版コンバットが混ざっている巻だけ置いてある。この巻も「三人の新入兵」だけがアルトマン。バイアスがかかっているせいもあるのか、ぐんとアルトマン作品の方がおもしろく感じた。「ノルマンディ〜」の方は第一回放送ということでたくさんの人がでてきてストーリーは華やかなのだけど普通に仕上がっている感じがし、アルトマンの方が断然コクのある珈琲を飲んだ後のようなピリッとまとまった風味が感じられた。

wikipedeiaのコンバットのコーナーを読んでいたらすごく詳しく、BSでそういえばコンバットずっと流していたな、と思い出した。「コンバット」について皆が語っているところとかおもしろかっただろうなー。
wikipediaの記述の中に

敵役とされるドイツ兵についても決してただの悪役としては描かれておらず、むしろドイツ兵の日常のさりげない描写を通じて主人公のアメリカ兵たちと大差のない、同じ人間として描かれている。

とあったけれど、確かにノルマンディ上陸の中でも子猫をかわいがって仲間と日常会話をしているシーンとか挿入されていたなあ。