内子へ

１２月の頭に内子に。
歌舞伎や文楽の興行のある内子座と古い街並みの話を以前からきいて、興味を持っていたけれど、行くことが決まったのがぎりぎりだったもので、
とりあえずじゃらんで空室のあった旅館松之家というところに宿泊。こちらがとても素晴らしかった。建物は昭和な空気が漂っていたけれど、応対があったかく料理がすごくちゃんとしている。夜いただいたおかみさんの息子さん夫婦のイタリアンも、わざわざ内子で食べる価値のあるもの。
でも何より感動したのはロビーにたくさん貼られた
版画でつくられた内子座の興行ポスター。もともとのきっかけは内子座で興行される方が急に決まってポスターの準備もなかったため版画の心得のある山田きよさんという方が内子座をもりたてたい仲間と一緒につくられたもので、そのポスターが評判になって中央からいろいろな有名な方々が内子座で演じられることになったとか・・（内子座をもりたてたふれだいこという人々や山田きよさんのことはこちら。）
山田きよさんはかまぼこ板アートでも有名な方らしい。
こちらもロビーに飾られていた。

今日大慌てでこの日記を書いているのは、明日wowowで「寅次郎と殿様」というのを放映するのだけど、それの舞台が内子近くの大洲らしく、松乃家にも山田監督やアラカンさん、渥美さんなどの集まられた写真がかかっていたため。明日の放映が楽しみ。

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