いつも知的好奇心をくすぐってもらうTさんから教えていただいた本。著者の「新しい歴史教科書をつくる会」理事という肩書きに少し身構えつつも読んだのだけど、戦争を扱った映画について、まったく硬くなくヴィヴィッドな口ぶりで書き綴っておられ、とても楽しめる。「タクシードライバー」評などもバランスがとれていて、新しい見方がはいっていて楽しめた。たまに、肩書きを意識させられる脱線などもあったが、それ以外は優れた本だと思う。
- 作者: 坂本多加雄
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/02
- メディア: 新書
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