2017-05-29から1日間の記事一覧

大人のための昭和史入門

第一章の半藤一利、船橋洋一、出口治明、水野和夫各氏による特別座談会「世界史の中の昭和史」は読みやすく、テレビ「その時歴史が動いた」「英雄たちの選択」風の現代的解釈がおもしろかった。二章以降は、第二次世界大戦前後の人物や事件についてそれぞれ…

続 数寄です!弐

山下さんの家を設計した蔵田さんが六本木での文楽の組立式檜舞台を担当された話、興味深かった。桐竹勘十郎さんとの打ち合わせ現場の、勘十郎さんのお顔がリアル。こういう顔して打ち合わせされそうだ〜。。山下さん、文楽お好きなそうで、住太夫さんの講義…

ちはやふる 34

クィーンの母のステージママっぽさに黄信号。 普段自分が全然知らない世界で活躍している人を知ったりするのはテレビが多いけれど、取り上げられるという事でこういうリスクってあるかもな・・と。町田康の「真説・外道の潮騒」*1という本でテレビのドキュメ…

信長協奏曲 15

登場人物の中で一番好きだった竹中半兵衛が・・・。石田三成が一生懸命やってるつもりなのに空回りする感じ、「真田丸」を思い出した。信長協奏曲(15) (ゲッサン少年サンデーコミックス)作者: 石井あゆみ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2017/04/28メデ…

化粧雪

石田民三監督、成瀬巳喜男原作。 山田五十鈴が零落した寄席の娘で、そのそばでなにくれとなく働いている番頭さんのような存在、善さん役が藤原釜足、その妻を清川虹子。 ビデオに同梱された山根貞男さんの解説によると、冒頭、その小屋の真ん前の電器屋のラ…

小島の春

先日BSプレミアムの「杉村春子への手紙」という番組の中で森光子氏が、この作品の中での杉村さんの演技の話をしておられた。それとあとから気が付いたのだが、高峰秀子氏も著書の中でこの映画での杉村さんの演技を臨場感豊かにほめておられた。 はじめこの中…