「
怪奇大作戦」というテレビのことは記憶になかったのだけど、
ビデオ屋さんでみかけ、脚本家のところに書いてある
佐々木守の名前にひかれて借りてみた。佐々木さんの書いた「お荷物小荷物」というドラマがすばらしくおもしろくものすごく画期的なものを感じ、その当時周りの大人のほめるままお名前が記憶に焼きついていた。ちょっと前にお亡くなりになった時も、佐々木さんの作品にもっとふれたいな、と思っていたところだった。
wikidepiaにも書いてあるのだけど、体制によるおさえこみへの反発は「お荷物小荷物」でも感じられたし、「
怪奇大作戦」に入っている作品でもすごく感じられた。実相寺監督の画面の不思議な
インパクトは映画「無常」でも感じたけれど、これらのドラマでも充分に発揮されていた。(アップの使い方や、古いものへの気持ちの入れ方かな・・)
岸田森の、冷血ぽさゆえのロマンチシズムもぐっときたし、これはみるべきビデオだった。「
怪奇大作戦」については
こちらのページに愛情をこめてまとめてあり、一読の価値あり。