どんてんって曇天かな。。そう日のあたる道を歩いている感じでは決してないひとたちだけど、でも深刻ぶっても仕方がないひらがな表現がにあっているような感じ。
へたするとゆるくなりそうなテーマなんだけど表現の具合がちょうどよくて、なんか出てくる人たちに愛着をもってしまう。どこかでアキ・カウリスマキの映画のような、というほめことばをみた感じがするけれど、そういう空気があります。
山下監督のもの制作順と関係なしに一番初めに「ばかのハコ船」をみて強烈さにあてられたのですが、そのあと「リアリズムの宿」をみたら練れた感じで好きになりました。さらに、さかのぼってこの「どんてん生活」をみて、山下監督の空気になじんだというか新作みにいこう!と積極的に好きになっている自分を発見しました。
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- 発売日: 2004/03/26
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