2005-08-08から1日間の記事一覧

アンジェラの灰

飲んだくれの父親をもつアイルランド系ファミリーのほんとにもうどうしようもない生活ぶりが延々続くのだけど、なんかつきぬけているものだから暗くないし、笑ってしまうようなところもあるし、仕方ないよな、そうするしかないよ、というような開き直ったよ…

深呼吸の必要

沖縄ものにめっぽう弱いわたし。あの風景とおじいやおばあのしゃべり方にころっと参ってしまう。その上、共同作業から来る軋轢とかを描いたストーリーも大好きな私にはとってもぴったりくる映画だった。 ちょっと型どおりな感じかもしれないけれど、みて気持…

かげろう

「戦場のピアニスト」みたいな爆撃をうけて逃げ回っているシーンからはじまってついていけるか少し心配だったのだけど、視点が広すぎる戦争映画じゃなくて、そこで起こっている人間ドラマ、個と個のぶつかりあいに重点がおかれ、刺激的で楽しんでみることが…

Dr.Tと女たち

wowowでやっているとき、なんか軽くて騒々しい映画のように思い込んでいたのだけど、実はアルトマン作品でアルトマンってそういえば騒々しさの中に鋭いものを描くのがうまい監督さんだったなぁ。ものの見方が練れていておもしろいアメリカ在住の友人にすすめ…

おとうと

ちょっとメロドラマ的なところもあるおはなしなのだけど平板にみせないで、不安な気分になるような、つきはなしたような市川崑らしいショットも多く、映像も楽しめた。 「ぼんち」の時も感じたけれど、女のいびりっていうかいやらしさ、日本の家庭のいやな感…

どんてん生活

どんてんって曇天かな。。そう日のあたる道を歩いている感じでは決してないひとたちだけど、でも深刻ぶっても仕方がないひらがな表現がにあっているような感じ。 へたするとゆるくなりそうなテーマなんだけど表現の具合がちょうどよくて、なんか出てくる人た…

リンダ・リンダ・リンダ 〜妖怪大戦争

一作一作みるたびに好きになってしまう山下敦弘監督の新作「リンダ リンダ リンダ」が京都でも8/6から上映され、ちらしなどで情宣活動を我が家でしたおかげで、息子と7日の日にみにいくことに成功。韓国からの留学生として登場するペ・ドゥナ、わたし大好き…

二条のシネコン

だいぶ前になってしまったのですが、二条駅前に新しいシネコンができて、 「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」をみにでかけました。 ニフティのブログの方にその日そのあたりをぶらぶらした話など載せたのですが (http://momerath.cocolog-nifty.co…