丹下左膳余話 百萬両の壷(1935)

windshipさんが掲示板に感想を

(ネタバレ気味)
大河内傳次郎の映画初めてで、時代劇の大御所イメージが強かったのですが
そのコミカルな演技に感心してしまいました。
これまた、山中貞雄監督作も初めてで
とてもとても楽しみにしていたのですが、斬新でした。
丹下左膳て、眠狂四郎と混同していたところがあって
ヒルな剣豪ととらえていたのですが
腕は立つけど、情にもろい恐妻家の居候で
それがまた、微笑ましくって。。。
道場破りでの、対決シーン、左膳の剣はすごい!おもしろい!
登場人物の一人一人生き生きしてて、ユーモラス。
山中さん、ぽんさん、何をご覧になりましたっけ?おすすめください。

私のコメント

山中監督の百萬両の壷、
もちろん すごいいい評判をいつもききますが、
身近なwindさんの感想はなんかさらに説得力があります。
あの丹下左膳は、他のシリーズとはノリがちがうっていうのもきいたことありますよ。

わたし山中監督のはまだみたことないのです。
ただ本で読んで惜しまれていたんだなぁと
知っているだけです。

今3作しか残ってないのですよね。
なんか「ふや町映画タウン」にも公開されてすぐに今はもうない
山中作品いっぱいみたおじいさんとかいらっしゃってるみたいです。
もうほんとにどれもものすごくおもしろかったんですって

2004/11/29 鑑賞してのコメント

私もみました!「百萬両の壷」
いちばんはじめ、はっきりしない声色でお話がはじまった時は
「ついていけるかな〜」と心配になったけれど
その次の瞬間から大丈夫でした。
そして、あのはっきりしない預言者めいたいいかたも
かっこいいよ〜って、思いました。
で、ずっと観客の気持ちをそらさない映画ですね〜。
構図とかもすてきだし、ラストも良い!
大河内さんの大柄な立ち回りがかっこいいし
いろんな人物が魅力的!
日本映画のベストとかに挙げる人が多いのすごくよくわかりました!

丹下左膳餘話 百萬兩の壺 [DVD]

丹下左膳餘話 百萬兩の壺 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 日活
  • 発売日: 2005/01/01
  • メディア: DVD