何はさておき

単行本には収録されていなかったナンシーさんのコラムがナンシーさんがなくなられてから何冊かでたのだけど、これはナンシーさんのものをずっと以前から出していた世界文化社の第一弾。第二弾として出た「何をかいわんや」より新しい原稿も多く、入りやすい。ナンシーさんの逝去以来テレビでいらいらしてもかゆいところに手が届く感じで言語化してくれる人がいなくなった。。と嘆いた方そして、ナンシーさんの原稿がもう読めないというさびしさをおぼえた方もすごく多いと思う。私もこの本を読んで久々のナンシーさんのコラムを読める楽しさを堪能し、もう新作を読むことのできない寂しさも味わった。そして、テレビのことだけでなく、なんてつつしみ深く洞察力のあるコラムニストだったんだ。。本当に惜しい人を失ってしまった。。という思いを新たにした。

何はさておき

何はさておき