2003-07-31から1日間の記事一覧

セクシーボイスアンドロボ

この作品は第六回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞というのを受賞しているよう。確かに今まで読んだ硫黄さんの本の中でも特別におもしろい!テレクラで人間観察をして女スパイか占い師をめざしている14歳の女の子ニコが、ほんわかしたロボットおたくの…

何はさておき

単行本には収録されていなかったナンシーさんのコラムがナンシーさんがなくなられてから何冊かでたのだけど、これはナンシーさんのものをずっと以前から出していた世界文化社の第一弾。第二弾として出た「何をかいわんや」より新しい原稿も多く、入りやすい…

何をかいわんや

ナンシーさんがなくなってからほぼ一年。もう新しいものは読めないと肩を落としている人には朗報、あちらこちらにちょこちょこと書いておられて今まで単行本に収録されていなかった文章がまとまった。1986〜2001のもので、年代とともに文章がかわっ…

蜘蛛女

中野翠さんが本でほめてられるのをみて鑑賞。 ゲイリー・オールドマン、悪徳警官なんだけど表現が上手で肩入れしてみられる。 で、悪い女の高笑い等々が 焼き付く。 後で知ったのだけど、蜘蛛女は大好きだった「存在の耐えられない軽さ」でサビーナ役をした…

黒船

いろんな種類の作品が集まった短編集なので、読む人によって好きなものそれほどでもないもの、いろいろあるかもしれませんがそれなりにすべていい雰囲気。たとえば、「自転車フランケン」という自転車ものの名作短編と思われる作品。フランケンシュタインと…

ウチの場合は

最近とても感じるのは新聞のマンガが世代交代して自分と近い世代の方、自分にとって親しみやすい方が担当されているなぁということ。新聞マンガがメインの仕事って感じでなく、すでにしておもしろい別分野の作品を発表されている方の登用が最近の流れのよう…