映画・私のベスト10

mikaちゃんがボードで

ここで話題になってから、ずーっと考えていた、
「映画・私のベスト10」、何となくまとまりました。

選んだ基準はぽんさんに似て、
泣きたくなるような深い余韻残してくれたもの、心が震えたもの。
そして私の場合は、映像やストーリーや音楽の
インパクト」、というのも大きな基準になっています。

まずベスト1は、これは2度目に観たときから
ずっと変わらないのだけど(1度目は把握しきれなかった)
フェリーニの「8 1/2」です。(sumiちゃんと一緒!)
これは多分、この先どんなにたくさんの、どんなに素晴らしい映画に
出会ったとしても一生変わらないと思う。私の中では特別な映画です。
観るたびに爆発的な映画の喜びを感じる!
フェリーニはあと2本、「ローマ」と「アマルコルド」は外せません。

あとは幸せな日曜日の午後のような「ぼくの叔父さん」、
リンチの真骨頂「イレイザー・ヘッド」と「マルホランド・ドライブ」、
親しい友人と昼下がりのワイン的「クリクリのいた夏」、
水の描写が崇高なほど美しい「ノスタルジア」、
観るたびに胸が切なくなるラブ・ストーリー「男と女」「リトル・ロマンス
「旅情」「シャンドライの恋」「ベニスに死す」「バッファロー66」「ワイルド・アット・ハート」、
インパクトと映像美では「博士の異常な愛情」「時計仕掛けのオレンジ」「ロスト・チルドレン」、
おしゃれな映像と素晴らしい音楽満載のミュージカルでは「ロシュフォールの恋人たち」、
瑞々しい映像が忘れられない「モンド」、
怒りの握り拳「カッコーの巣の上で」、
映画のお手本のような「第三の男」「恐怖の報酬」「ハリーの災難」、
かっこよさに涙が流れた「用心棒」、
志村喬が素晴らしすぎる「生きる」、
三船敏郎のセクシーなかっこよさにびっくりの「野良犬」、
哀愁じんわりの「タンデム」「冬の猿」「ハリーとトント」、
そして、最近の映画では「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」と
ボウリング・フォー・コロンバイン」がダントツで良くて
ラインナップの仲間入りです。
ああ、ここまででも軽く10本越えている〜。
ベスト50の趣が。。(^^;ゞ

他にももちろん、ジム・ジャームッシュタランティーノ作品を加えたいし、
お気に入りの俳優マルチェロ・マストロヤンニの作品「黒い瞳」「みんな元気」「ひまわり」
「迷子の大人たち」「マカロニ」なんかも私的には必須です。
へ〜ンな映画の「悦楽共犯者」や「卵の番人」「キングダム」、
DEAD OR ALIVE」や「Versus」なんかも捨てがたい!
タイトルの列挙だけで分かりにくくて申し訳ないのですが、
(それぞれについて語りまくられても迷惑か(笑)
って、けっこうこのボードで、これらの映画については
お話しさせて頂いていますよねー)
こうしてタイトルを書いているだけでも、それぞれの映画に対する愛情が
溢れるほどに沸いてきます。
一晩中語り明かしても足りないほどに!

DVDで手元に置いて、ずっと私のそばにいて欲しい、
と思うかどうかというのも選んだ基準かな。
ちゃくちゃくと集めていますが、今は整理して並べるスペースがないのが悩み。。
ホームシアターの夢は叶ったので、次の夢はDVDライブラリーだな〜。
きっと「愛とリスペクト」に溢れ、並んだタイトルを観るだけでも
幸せな気分に満たされるような棚になるでしょうね。
ある意味神棚?祭壇???(笑)

「モンド」は中古ビデオ屋さんで気になっていたと書いた私にmikaちゃんが(2003/4/6)

「モンド」は、キレイキレイというのではなく、
ほんとに美しくて、詩情に溢れた作品でしたよ。

そのあとテレビ放映した「モンド」をみて私の書き込み(2003/5/24)

先日「モンド」って映画もみました。
確かmikaちゃんが詩情あふれるみずみずしい映像、とほめておられたので。。
よくモンドフィルムって言葉があって
こうきわもの的な感じなので
なんかそれとは違うことを声を大にしていいたい!って思いました。
本当に映像がきれいで、状況とかはちょっと「モモ」みたいなストーリーなのだけど切り口、表現の仕方は全然違って、もうちょっと大人向けで洗練された感じに作られていてフランスのいい部分がでていたなぁ。。って思います。
音楽もすばらしかった!
テレビから録画したのですが本当に心に残ったのでおいておこうと思っています。

mikaさんのレス

「モンド」、本当に映像が瑞々しくて、でもそれが、キレイキレイ(おえ。。)って感じじゃなくて、とっても詩的なんですよねぇ!
胸像が語りかけるところとか、おばあさんとのやり取りとか、ちょっと不思議な感じが何とも素敵でした。
私もこの作品は、とても心に残ったのでビデオで買いましたよ!
(当時DVDがあったら、絶対DVDで買ってたわ)

私のレス(映画の内容記述あり)

「モンド」、なんか いろんな人と関係のバランスがいいですよね。
「これって恋愛?」って思わすようないやらしいものがつけいる隙がなくて。。(多分最後の方のモンドが別のものにみえてしまうところもそういう感じなのかな〜って思ってます。)
おばあさんのところのお茶のシーンはほんとあったまる感じだし、そんなひとときをもちたいと思うし、おじいさん二人もいい顔してるよねー。
文字のところとかもすごくすてきだし本当 うわっつらでない、なんかこう骨太なしっかりした装丁の美しい本のような映画でした〜!
教えてくれてありがとう!監督さん 調べたらやっぱり映像きれいなのとか、味のある人物がでてくるのとか撮ってるみたいで他のもみたくなりましたよ!