松ちゃんの「シネマ坊主」を読んだときも、きびしい人だからもうけちょんけちょんにばかり書いてあるのだろうなぁ。。とか思いきや、松ちゃんの意外な視点に驚いたりしたのだけど、この本も、ダメと思った映画については本当に遠慮なくいっているけれど、たけしさんが「これは!」と思ったものについては世間的なイメージが軽い感じの映画でもきちんとほめておられる。ご自分も映画をとられるので主に自分ならどうする。。とか監督としての視点にたって書かれていたけれどそれも他の映画評と違っていて新鮮だったし、なんかただ口で批評しているだけじゃない。。監督としての自分の見識をかけて。。という感じがして好感がもてた。
- 作者: ビートたけし
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1996/04
- メディア: 文庫
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