イッセー尾形のとまらない生活

先週の金曜日、イッセー尾形さんの舞台をみにいく。京都府立芸術会館という割合こじんまりした劇場での公演。普段,市民の発表の場にもなっているような感じの劇場だけど、(私もこどものころ踊りの発表会をしたことがある。。)イッセーさんのお好きな劇場のようです。
イッセーさんの舞台は二回目。前回みたのは桃井かおりさんとの二人芝居でしたが、今回は全くの一人舞台。50歳の花嫁とか、ハイソなきれいなおうちに大勢のこどもづれで来てしまったおじさんの話とかとても愛すべき感じでなんか自分や身近な人が表現されているみたいな楽しいひととき。舞台の上で着替えやメイクとかされるのだけど、手際よく、特に眉の部分を重点的にメイクされていて、(演じるものによって眉頭を濃くする人とか眉尻を濃くする人とか使い分けておられた)メイクの時の真剣な表情、人に見せることのできる着替え姿もとても美しく、感心することしきり。

イッセーさんの舞台では、イッセーさんの作った小物(ブックカバーとかエプロン、マウスパッド、本)などの販売もあり、二人芝居の時はなかったけれど、お一人でされるときはそれにその場でサインもしてくださることになっているよう。なんかあまりに偉大な方の真ん前にたって、「(サイン)おねがいします」なんてつまらない言葉しかいえなかった私。その後友人がちゃんとイッセーさんへの思いを短い言葉で伝えてイッセーさんのすごくすてきな表情をひきだしているのをみて、自分の愚かさにため息が。。「モンカフェのCMも大好きです」でもよかったなぁ。。