2005-11-20から1日間の記事一覧
辛酸なめ子さんとはなんと変わったペンネームなんだと思っていたけれど、誰だったか自分の好きな人がこの人のことをほめているのをみたり、朝日新聞の「カジュアル読書」という欄に書いておられる文章がとても落ち着いていておもしろかったので、この本を読…
辛酸なめ子さんの本はすごくおもしろいのだけど著者名もタイトルもなんだか外で堂々と出しかねる。。踏み絵みたいな感じ?「このタイトルについてこれるものだけいらっしゃい!」てな雰囲気?内容はいらいらさせられるようないろんな場所に潜入、さりげない…
「BSマンガ夜話」でみかけるいしかわ氏、物腰は柔らかいもののはっきりものを言う人だし、雰囲気に流されたりしない芯のしっかりした人だなあと思っていたのだけど、この本もほんとさらっとしているけれど遠慮がなくて思ったことはきっちり書いていかれる…
高橋留美子って中年以上を描くのもとっても上手だなぁ。。この作品集には本当にはげまされた。介護のこと、難しい年齢にさしかかった子供の教育問題、家庭生活でのいらいらなどをなんと上手に楽しく料理してくれるんだろう。読んで笑っているうちにとても救…
桐野夏生の本に出てくる人物って生半可じゃなく悪いやつだったりするのになんかひき込まれる。でてくる人でてくる人のいやなところをびっちり描いたりするのになんだか楽しみながら読めたりする。この本も本当そういう感じ。自分にふりかかったらたまらん話…
「ライフ・イズ・ミラクル」*1から入った遅れてきたクストリッツアファンの私。前からよい評判をきいていた「黒猫・白猫」、はじめは結構似た顔の登場人物の数々に頭が整理できなく戸惑うも、ごった煮をとりあえずみつめているうちにだんだん人間関係がわかって…
男性誌をうたってなくても、「これは読者の大半は男性だな〜」と思われるようないろいろな雑誌をとりあげ、そのくせ、特徴をすぱっと楽しく分析していってるのだけど、その雑誌を好んで読んでいる人、その雑誌っぽい人が即座に頭に浮かんですごくおかしかっ…
斎藤美奈子さんの「L文学」(女性が読んで「そのとおり!」と楽しめる本のような感じかな。。)のブックリスト*1に載っていて読んでみた。とっても読みやすくておもしろい!雑誌などのちょっとした文章を書くアルバイトをメインに他のアルバイトをいれ、な…