「ブリジッド・ジョーンズの日記」が「高慢と偏見」から骨格をもらっているときいていて、しかもこのローレンス・オリヴィエ版はふや町映画タウンのおすすめ作品にあがっており、いつか見たいなと思っていた。確かにほのかに思い出すお母さんの俗っぽさとか共通している。以前「不機嫌なメアリー・ポピンズ」*1というイギリス小説と映画から階級のことを解説している本を読んだとき、ブリジッドのお母さんの上品ぶった言葉の滑稽さのことがでてきたのだけど、そのことを思い出してニヤニヤした。
wikipediaによると、原作からストーリーが改変してあり当時ハリウッドで流行していたスクリューボール・コメディの影響を思わせるとのこと。なるほど、ローレンス・オリヴィエ主演、イギリスの話ということで混乱していたが、MGMのアメリカ映画だった。いわれてみれば、そういう感じ。その改変部分、楽しめた。
女子に相続権がなかったからこそのストーリー運びはドラマ「ダウントン・アビー」で親しんでいるので、とても楽しめる。そりゃ必死になるよな。