高慢と偏見とゾンビ

ついこの間ローレンス・オリヴィエの映画「高慢と偏見*1をみたところだから、よいチャンスと思い、録画していたこの作品をみた。wikipediaに9割は原典をそのまま用いていると書いてあったのにも興味があって。ゾンビの部分があるために原作から設定をもらってきた格闘系ゲームという趣きになっている。ただ、こちらの映画はキャラクター分けがしっかりしていて話を追う上ではとてもわかりやすい。

ローレンス・オリヴィエ版にしろ、「ブリジット・ジョーンズの日記」にしろ、登場人物の中で一番ダーシーのことが気になり、その名前だけさっさと記憶したのだけど、こちらでもダーシーの沈着さに惚れる。だけど、この映画の中でこれはゾンビ退治する立場からみてよろしくないのでは?という行動をとったりするシーンがありそこは不満。

ヒロインのエリザべスもずいぶん胸を強調したコスチュームで、そこらへんもゲームみたいな感じ。彼女も武術をたしなみ、ゾンビと積極的に戦っていくが、戦略的にこんな弱い人を一緒に連れて行ってはダメだろうというところがあったり、戦士にしてはなあみたいな気持ちにもなった。

戦士の位みたいな話で京都で武術を習うのがベストだけど、このエリザベスは少林寺で、と貶められたりするシーンもあったが、そこもよくわからなかった。なんか勘違いで持ち上げられているような気持ちで。

 

高慢と偏見とゾンビ(字幕版)