まずはダグラス・フェアバンクスの身体能力。どれだけ飛び跳ねられるんだ。
そして巨大なセット。深海の宮殿のセットなど素晴らしい。

NHK BSでその昔放映されたものを観たのだが、冒頭にダグラス・フェアバンクス・Jrが父ダグラス・フェアバンクスが製作したこの映画について解説する映像が一緒に流された。少し前に「シネマ・クラシクス」という映画の歴史をフェアバンクス・Jrが解説しているビデオを観たのだが、それからの引用だろうか?別物だろうか?ともあれ、父がどんな風にこの映画に取り組んだかの証言、リスペクトを込めた解説が楽しかった。

↓若い者にこの大作を任せていいのかという声も押し切って・・という話の流れ



なんとも盛りだくさんな映画で、ゴリラやネコ科の猛獣らしきものまで出てくる。ある時代までの映画って動物スペクタクル的なもの多いな。
そう、そして忘れてはいけないのが空飛ぶ絨毯!
アラビアンナイトのお話のひとつらしいが、お姫様のお相手に最適の人を選ぶ砂で描いた占いの薔薇が美しい。占いを信じて行動を決めちゃうの、ジャック・ドゥミの「都会の一部屋」*1もだなあ。
インドの魔術風にロープワークをするのも、1926年生まれだった父が、90代になってもロープワークに随分魅せられていて、コロナ禍が始まりそうな予感の時期2020年2月に京都芸術大学春秋座で催された『インディアン・ロープ・トリック』(演出:シャンカル・ヴェンカテーシュワラン)に誘ってきてお供したのを思い出した。
美術のW.C.メンジースについて、またこの作品の裏側について映画ライターなかざわひでゆきさんがまとめておられるブログがとても詳しくて参考になる。
ふや町映画タウンおすすめ ☆☆☆ (かなりおすすめ)