夢野久作の少女地獄

「昼下がりの情事 古都曼陀羅*1で出てきた白いピンポン玉、そして、この映画で出てくる白い風船・・今まで一般映画も含め三本みた小沼監督の作品の共通するテーマとして少女性への思いというものも感じる。
そしてその転位など、扱いがとてもいい。楽しめた。
英語の女教師役の絵沢萠子さんに惹きつけられてしまった私。「月はどっちに出ている」のお母さん役などお顔はよくみているけれど、お名前を確認したのははじめて。京都の劇団くるみ座にいらっしゃったんだ・・英語のシーンがあったのは英文科卒ゆえか・・九州っぽい言葉が使われているのも印象に残った。
会計係で出ていたのは三谷昇氏らしい・・

火星の女 (夢野久作の少女地獄) [DVD]

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私がみたのは「にっかつ名作映画館ロマンシリーズ」というVHS版で。アップリンクからタイトル変えてDVDにしているような・・(監督、出演者が同じ。)amazonで日活ロマンポルノという前提を考慮せずに戸惑っているようなレビューが多かったけれど、どうしてどうしてただならぬものだった。