80代の父*1と友人windshipさんにすすめられみてみた。
予備知識のないままにみたのだけど、監督のジョゼフ・L・マンキーウィッツは「イヴの総て」*2、「探偵〜スルース」*3をつくった人であり、いずれも構成や人間の描き方が細かくておもしろかったが、これもクラシックなのに古さがなくそのまま今に通用する話。三人の妻それぞれのコンプレックス、細かい感情の動きがうまく表現されていて、ユーモアが散りばめられまだるっこしくなく最後まで見守ってしまう。wowowのやっているコラムのサイトに載っている添野和生さんという方のこの映画の解説がとてもためになった。優しい教師に大変惹かれたがこれが有名なカーク・ダグラスか!野心家のローラ・メイの作戦もうなったし、彼女の母親とカーク・ダグラスのおうちの家政婦さんのかけあいがもう地に足ついてシニカルでおもしろくて。wowowのブログにかかれている「荒馬と女」は録画だけして未見なので近いうちにみるようにしたい。
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