さあ今から事件が起きるぞ、というような語り口でなく、いかにも英国人らしいユーモアをまじえた人物描写が続く中で、ひょっこりと起きる謎。にやにや笑いしながらはぐらかしているような不気味さでどんどん見るものを惹きつける。事件が起きてからも、間が抜けていたり(ヒロインの戦いっぷりも笑いのネタになったり、意外とたくましかったり、魅力的。)人間ドラマも並行して進行中だったりで飽きさせない。シリアスなところはシリアスに、だれずに、でもちゃんと並行する物語は進行中で、そのバランスがとてもいい。いろいろなテイストがまじりあう面白さ。
脚本は「絶壁の彼方に」*1の監督のシドニー・ギリアッド。なるほど、似ているところがある。
ヒロインにからむちょっと軽い感じの男を演じたマイケル・レッドグレイヴはヴァネッサ・レッドグレイヴの父
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J-comがタブレット付きの契約になり、wowowメンバーズオンデマンドというのを利用してタブレットでみてみる。利用するまでタブレットで視聴なんて画面小さすぎでは?と思っていたのだけど結構楽しめる。もっと前から利用したらよかったな。「バルカン超特急」の配信は8/1まで。