「とっておき映画談議」という1988年度朝日賞の受賞を記念しての89年2月13日の有楽町朝日ホールで行われた講演をおさめた部分と「映画の引き出しから」というコラム集の二部構成なのだけど、淀川さんというのはやっぱりあのしゃべり言葉の語り口の魅力も大きいなと実感。
とってもクラシックな映画だろうけれど紹介してあった「七日間の休暇」とか、小津安二郎の「長屋紳士録」的な魅力をちょっと感じてみてみたくなった。
「イントレランス」のダンスシーンの話などもやっぱりみるべき映画なのだろうなと再認識。
- 作者: 淀川長治
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1990/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る