キネマ洋装店のたかぎさんがtwitterでほめておられたので清水宏監督の映画を久しぶりに借りてみた。
「歌女おぼえ書」、ほんと好きな映画なんだよなー。連休は終わって現実に立ち返った日にこの上映が平日しかないのが切ないわ。上原謙がまたいいんだよね・・清水宏をぶっ通しで一日見られてたらなんて幸せなんだ。昨夜も帰宅後「映画読本清水宏」を読み返しつつ、現存しないフィルム全部見られるなら→
— たかぎ (@_takagi_) 2012年5月7日
旅回りの芸人だけどはすっぱとかじゃなくとても誠実な生き方をしている歌女さんの描き方の丁寧さ、結構辛辣な表現で世間の冷たさをきちんと描きつつも、ユーモアも漂い、なんだか押しつけがましくないあたたかみがあるのがとてもよくて、清水監督のものもっとみようという気になった。
清水監督は子供ものよく撮っているけれど、これでもこどもと水谷八重子のやりとりとかとてもいい雰囲気。またこどもの足元や影での表現もとてもセンスがいい。