悪いのは私じゃない症候群

スピリチュアル的な育児書で子供はあなたを選んで生まれて来たのです、というのを読んで、子供の自己責任で生まれて来たみたいな解釈をする人っているかな〜?
虐待の話として出てくる、こどもにいちいちつきあってたら大変だから無視しとこう、なんて感情は子育てしてたら多かれ少なかれもつであろうし、昔みたいに忙しかったら適当にやりすごすしかなく、それがクローズアップされることもなかったのでは・・などとも思った。ま、核家族環境では親も子もお互いに昔のそれとは煮詰まり方がちがうんだろうし、個で生きていくデメリットというのは大いにあるころはあるだろうなぁ・・

たしかに最近の虐待は度を越していてほんとこれこそ社会でなんとかするべき問題とは思うけれど、それは未成熟=若いをよしとしている社会と関係しているような・・あ、悪いのは私じゃないっていうのはだいたい未成熟の話なのか・・

あと病名を出してこの症候群と結び付けるのはどうなんだろう・・誤解を与えそうな部分もちょい感じたのだが・・


悪いのは私じゃない症候群 (ベスト新書)

悪いのは私じゃない症候群 (ベスト新書)