「細雪」は、市川崑版と山本富士子が雪子をした版*1とみてきたのだけど、この、はじめて映画化された分なかなか好きだった。大好きな四女妙子を高峰秀子が演じており、彼女にかなりポイントが置かれて描かれていたし、いつまでも見合いが決着しない雪子の中のクールな部分がとてもきちんと描かれていたから。妙子の駆け落ちの相手、「けいぼん」も、ああこういうひとなあ・・憎めない感じなんだよなあ。。とつくづく思った。今までみてきた「細雪」の中でも最もリアルでかわいらしく大阪のあかんたれのぼんの感じが出ていたと思う。
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- 発売日: 2007/06/30
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