猛女とよばれた淑女

うーん・・・少し前に読んだ同じ斎藤輝子さんを書いた北杜夫の「母の影」*1のうまさを実感してしまうかな・・輝子さんに関しては愛情はあってもあまりつっこんだものにはなってないような。。。情報ゼロということもないが、こういう感じだったらいっそ、輝子さんゆかりの「浜作」、「虎屋」、「言問団子」とか、海外のこととか写真などの視覚的情報をたくさんいれてビジュアル的にまとめたほうがよかったような・・お父上の北杜夫さんに関しては、北さんご本人が書いておられた事項が、娘の立場からみるとこういう感じだったのか・・というのがあるので、生き生きしており新鮮だった。

猛女とよばれた淑女―祖母・齋藤輝子の生き方

猛女とよばれた淑女―祖母・齋藤輝子の生き方